コーチがコーチボックスにいない。どうなったか?

1995年9月20日、ダイエー対近鉄25回戦、6回表、近鉄の攻撃開始、マウンドにいたダイエーの吉武投手が1球目を投げた。そのときにある事件が起こった。

その事件とは?

一塁コーチボックスに誰もいなかったのだ。

審判員と近鉄の水谷実雄監督代行はそのことに気づかなかった。そして、2球目を投げる前に近鉄の中尾明生コーチがあわててコーチボックスに入った。

実は、これは公認野球規則4.05違犯なのである。

「4.05(a)攻撃側チームは、攻撃期間中、二人のベースコーチ――1人は一塁近く、他は3塁近く――を所定の位置につかせなければならない。」

というわけで、パ・リーグ会長が、このルール違反を犯した近鉄の水谷実雄監督代行とそのルール違犯を指摘できなかった球審の林忠良審判員(責任審判員でもあったのでは)と一塁塁審の東利夫審判員に注意処分を科した。

こんなルールがあるのを知っていましたか?

というわけで、今回もだからどうなの話し。