ラインをまたぐその一歩がハーフスイングの判定を正確にするのだ

公認野球規則 9.02 審判員の裁定 (c)の原注「ハーフスイングの際、球審がストライクと宣告しなかったときだけ、監督または捕手は振ったか否かについて、塁審のアドバイスを受けるよう球審に要請することができる……」。

左打者の場合に要請されるのは三塁塁審だ。そこで、走者が三塁にいると走者と打者が重なってハーフスイングの判定がしにくくなる。ということで、左打者のハーフスイングを見やすくするためにラインをまたいでいるのだ。

ハーフスイングの判定は「球審がストライクと宣告しなかったとき」に「監督または捕手」が球審に要請できるのであって、投手は要請できない。ときに、投手が直接塁審に要請しているが、その場合に塁審はその要請を無視している。そんなことを知らない投手がいたらルールを知らない選手だと思ってよい。

また、打者のハーフスイングを球審がストライクと判定したときに、打者が塁審に要請する場面を見かけるが「ハーフスイングの際、球審がストライクと宣告しなかったときだけ」なのであって、打者に要請権利もないし、球審がストライクと判定したらそれが最終判定であるのだ。

そんなことを知らない打者がいたらこれもルールを知らない選手だと思ってよい。ルールを知らない野球選手が意外に多いことにビックリするのがハーフスイング判定だ。

というわけで、今回もだからどうなの話し。