エッ! 三振、守備妨害で打者が一人併殺。そんなことってあるの!

1死走者2塁、ボールカウント2ボール2ストライク。次の投球のときに2塁走者が3塁へ盗塁を試みた。打者は空振。振った反動で体勢が崩れ3塁へ送球しようとした捕手に接触した。その瞬間、捕手はボールを落とした。

球審は打者に守備妨害を宣告した。その上、2塁から3塁に盗塁を試みた走者もアウトにした。

打者は一人で三振、守備妨害の一人併殺をした。こんなことあり?!

「野球公認規則6.06 次の場合、打者は反則行為でアウトになる」。

その「(c)は打者が……なんらかの動作によって、……捕手の送球を妨害した場合」。

これが捕手に対する守備妨害で打者がアウトになる場合だ。

さて、打者は三振でアウトになっている。その打者が守備妨害したら一人で2つアウトを稼いだことになる。

野球公認規則ではアウトになった打者にダブルでアウトを宣告できないことになっている。それで、捕手がアウトにしようとした走者をアウトにすることでつじつまを合わせる。それで、2塁走者がアウトになる。

やっぱ、一人併殺はできないルールになっていたのだ。

実は、こんなプレーが1987年の読売対阪神戦であったのだ。

一死一塁走者吉村選手が盗塁を試みた。そのときに原選手は三振、そして捕手の送球を妨害した。原選手は三振アウト。吉村選手もアウト。それで併殺になったのだ。

というわけで、今回もだからどうなの話し。