内野手の故意落球はボールデッドで走者の進塁はない。では外野手が故意落球したら?

今夜はルールについてのだからどうなの話し。

2012年8月5日、オリックス対ロッテ第14回戦(京セラドーム大阪)5回裏、無死走者一・二塁で、打者後藤選手が左翼前にライナーを打った。左翼手角中選手はショートバンドで捕球し、二塁に返球した(角中選手はわざとショートバンドで捕球したのではなかった)。

二塁走者川端選手は直接捕球されたと勘違いして二塁に戻った。井口二塁手は二塁ベースを踏みながら角中選手の送球をキャッチし、その後に二塁ベースに戻ってくる川端選手にタッグした。

だが、川端選手の二塁触塁の方が、井口選手のタッグより早かった。結果は一塁走者スケールズ選手が封殺されただけだった。

このときに角中選手は三塁に送球し、その後に三塁手が二塁に送球すれば併殺だったのだ。

同じ場面で、内野手がライナーをわざとショートバンドで捕球するトリックプレーをした場合はどうなるのか? これは故意落球にならない。併殺ができるかもしれない。

もうひとつ、同じ場面でライナーを内野手がボールをグラブで捕球後に落球しらたどうなるのか? 

これは故意落球となる。ボール・デッドとなって走者の進塁は認められない。打者がアウトになるのみだ。

ここで今回のタイトルである外野手が故意落球した場合はどうなるか? 

外野手の場合に故意落球はない。

先の事例でいえば角中外野手がライナーを故意落球してもボールインプレイである。

「公認野球規則打者アウトの規定6.05(l) ノーアウトまたは1アウトで、走者一塁、一・二塁、一・三塁または一・二・三塁のとき、内野手がフェアーの飛球またはライナーを故意に落とした場合、ボールデットとなって、走者の進塁は認められない。」となっている。

故意落球は「内野手」と規定されている。「外野手」と規定されていない。打球の種類は飛球、ライナーのどちらでもよい。

そこで、こんな場面を想定しよう。無死走者一・二塁、打者は左翼前に浅い飛球を打ち上げた。ここで左翼手は故意落球する。そして、左翼手は三塁送球、次に三塁手は二塁へ送球する。併殺になる可能性は高いと思う。

こんなプレーを見たい。誰かやらないかな。

というわけで、今回もだからどうなの話し。