
ときには審判員は石ころでなく安打提供者になるのだ
今夜は“審判員は安打提供者”についての” についての”「だからどうなの話し」。
ついにやってくれました。渡田審判員。
世の中の野球実況アアナウンサー、解説者の野球規則を知らないことをまたまた暴いてくれました。広島対読売の「インフィールドフライ」に続いて。渡田審判員様ありがとうございます。
「公認野球規則5.09 ボールデッドとなって走者は1個の進塁が許されること」。
具体的に例として5.09(f)で「内野手に触れていないフェアーボールが、フェアー地域で走者または審判員に触れた場合」と定義されている。
次に「公認野球規則6.08 打者は、次の場合走者となり、アウトにされることなく、安全に一塁が与えられる」。
ということで打者の打球が野手の守備機会前に審判員に当たれば打者は審判員の妨害ということで一塁にすすめる。
走者はボールデッド時点の占有塁へ戻されるが打者走者の一塁進塁に押し出される走者は進塁できる。
このときは満塁だったから、それぞれの走者はひとつ進塁できる。
柳田選手の記録は安打になる。柳田選手が2000本安打を達成したらその1本に渡田審判員に当たった打球が含まれる。
さて、2000本安打が審判員に当たって達成されたらその打者は打ち直しを求めるかな? なんちゃんて。そんな場面に立ち会えたら最高。
まあ、それにしても選手、アナウンサー、解説者はルールを知らない。
企業の社員が会社の就業規則を知らなかったら落第社員。
でも、野球選手、アナウンサー、解説者は落第ではないのだ。まあ、変な業界だな。野球界は?!
というわけで、今夜もだからどうなの話し。