無補殺試合なんてあるのかな?

今夜は“無補殺試合について”の「だからどうなの話し」。

三塁手が三塁ゴロを捕って一塁手に送球して打者走者がアウトになる。三塁手に補殺の記録が付き、一塁手に刺殺の記録が付く。内野手や外野手が飛球を捕れば刺殺の記録が付く。

審判員で一番判定をするのは球審。一試合にストライク、ボールの判定を平均280球ぐらいする。一塁塁審も内野ゴロの一塁アウト・セーフの判定がある。球審の次に判定機会が多い。

一塁手に刺殺の記録が付かない試合はないだろうか調べてみた。つまり内野ゴロがなくて一塁で打者走者がアウト・セーフの判定がなかった試合だ。

これがあったのだ。

1983年5月25日、阪神対中日7回戦(甲子園球場)。アウトが全部刺殺なのだ。つまり内野飛球と外野飛球のアウトと三振のアウト合計が27。三振は捕手に刺殺が付く。27アウトはすべて刺殺なのだ(表が刺殺の内容)。

このときの審判員は球審福井、一塁塁審谷村、二塁塁審久保、三塁塁審山本、レフト線審井上、ライト線審太田。

この日はフライアウトを宣告しただけだ。ちょっと楽な一日ではなかったのでは。

審判員にこんなことをいうと失礼かな……。

というわけで、今夜もだからどうなの話し。

(無補殺試合につては千葉功さん著書を参照しました)。