
審判員統合化以後のセ・リーグとパ・リーグ採用&関西と関東勤務について
今夜は“審判員の過去のリーグ勤務先と勤務地域についての”「だからどうなの話し」。
1950年にセ・リーグとパ・リーグの2リーグ制が発足した。審判員の採用と勤務地(関東と関西)は各リーグが決めていた。
2011年に日本野球機構が審判員を採用、担当することになった。
統合化したらセ・リーグの審判員はパ・リーグの試合をどんどん担当するのだろうか。
関西・関東の勤務地に関係なく全国どこにでも出張するだろうか。
そのデータを調べるにぴったりの典型的な審判員がいた。2013年に最も多く球審を務めた2名の審判員である。
それは元セ・リーグ採用で勤務地が関東の佐々木昌信審判員。
元パ・リーグ採用で勤務地が関西の丹波幸一審判員。
2013年の2人の担当リーグと担当地域を調べてみたのが上の表である。
佐々木審判員はセ・リーグ担当がパ・リーグよりやや多い。関東勤務は関西勤務より倍以上多い。
丹波審判員はパ・リーグ担当がセ・リーグより1.5倍多い。勤務地も関西がやや多い。
統合化しても過去にセ・リーグ審判員はセ・リーグを担当することは多い。勤務地も同じことだった。
あたりまえのことだった。
というわけで、今夜もだからどうなの話し。