無安打無得点試合の最後のアウトを宣告するのは一塁塁審が一番多い その2

今夜は“無安打無得点試合の最後のアウト判定審判員についての”「だからどうなの話し」その2。

無安打無得点試合の27個目のアウトを宣告するのは一塁塁審が多い。二塁塁審や三塁塁審が27個目のアウトを宣告する機会は少ない。あるとしたら飛球しかない。

上記一無安打無得点試合一覧表の下段の数字は27個目のアウトを宣告した審判員の数である。

球審は7個、一塁塁審は13個、二塁塁審1個(それは6-4-3の併殺で終了。二塁塁審は26個目のアウト、27個目は一塁塁審)、三塁塁審は2個。

例えば、1994年5月18日の槇原投手の完全試合では最後のアウトは一塁邪飛だ。

この試合の27個のアウトの内容は外野飛球3個、内野飛球(邪飛も含む)6個、三振7個で合計16個。

このアウトの内、一塁塁審がアウトを宣告したのは一塁邪飛1個、それ以外の飛球は三塁塁審、二塁塁審、球審である。

27個のアウトから飛球アウト16を引いた11個のアウトはすべて内野ゴロだ。

その内訳は、投手ゴロ3個、捕手ゴロ2個、一塁ゴロ2個、二塁ゴロ1個、遊撃ゴロ3個の合計11個。このゴロを打った打者走者は一塁で封殺されてアウトになっている。

完全試合や無安打無得点試合で一塁封殺が多くなる。一塁塁審は一番プレッシャーがかかる。

前回書いたジム・ジョイス一塁塁審のセーフの判定の誤審の原因はプレッシャーが一因になったのではないか……。

恐らく完全試合、無安打無得点試合で野手がプレッシャーを感じるように一塁塁審も同じ心境なのではないかと思う。

というわけで、今夜もだからどうなの話し(この稿続く)。