
観客席に「悪送球」した選手とその試合の審判員は?
今夜は“観客席に「悪送球」した選手”についてのだからどうなの話し。
こんなプレーがプロ野球試合で同日に2回も起こるなんて、ビックリだ。
過去に同じようなことが何回も起こった例を明日からコツコツ探してみよう。
それはどんなプレーか?
2015年7月20日の日本ハム対楽天16回戦(札幌ドーム)と横浜DeNA対ヤクルト16回戦(横浜球場)で起こった。
どちらも何を勘違いしたのか3アウトチェンジでないのに観客席にボールを投げてしまったのだ。
一回目は、日本ハム対楽天戦の6回一死でペーニヤ選手が一塁。
日本ハム西川左翼手が楽天サンチェス選手の左飛球を捕球した後に3アウトと勘違いして観客席にボールを投げ入れた。
二回目の横浜DeNA対ヤクルト戦は7回無死走者なしで横浜DeNAのバルディリス選手の飛球をヤクルト山田二塁手がフェアゾーンでグラブに当てて落とした。
カバーに回っていた雄平右翼手がファールと勘違いしてそのボールを拾うとエキサイティングシートに投げ入れた。
この2人のプレーに対し、審判員は公認野球規則7.05(g)を採用し、打者、走者に2個の塁が与えられると判定した。
その場合、審判員は2個の進塁を許すにあたって「悪送球」がアホな野手の手を離れたときの各走者の位置を基準として定める。
日本ハム西川左翼手が観客席に「悪送球」をしたときにペーニヤ選手は一塁にいたので三塁まで進んだ。
ヤクルト雄平右翼手が観客席に「悪送球」をしたときにバルディリス選手は一塁ベースを踏んで二塁に向かっていた。
それでこれも三塁まで進んだ。
1日に2回もこんなバカなプレーがあったのは日本プロ野球でも初めてなのではないか。
ということでこの試合の審判員を審判員データお宝ボックスに名前を納めることにする。
というわけで、今夜もだからどうなの話し。
上記の表は私が知っている限りの過去の観客席に「悪送球」したアホな選手一覧と2個の進塁を判定した審判員。
2015年7月20日以外は同日1回しか起こっていない。過去に同日に複数回あったかをこれから調べる。