
1回裏に初本塁打打った。それがプロ初安打だった選手はプロ野球史上2人しかいない
今夜は“初安打、初本塁打”についてのだからどうなの話し。
2015年7月25日、ヤクルト対中日15回戦(神宮球場)で、中日の遠藤一星選手が3回表一死走者なしでヤクルト古野投手の初球をフルスウィングした。
打球は一直線に弾丸ライナーでライト観客席に突き刺さった。
この本塁打は遠藤一星選手にとってプロ野球初本塁打だった。
この日にもう1人初本塁打をした選手がいた。西武の外崎修汰選手。この本塁打は左翼ポールを越える大飛球だった。
三塁塁審はファールと判定したがビデオ判定で本塁打になった。
選手にとって初本塁打は一生忘れられないだろう。
そんな初本塁打でも初安打が初本塁打、その上初回に打った。そんな本塁打を打った選手がいたのか調べた。
いたのだ。
1950年以後2014年までの本塁打は91,981本。その内のたった2本が日本プロ野球史上、初回、初安打、初本塁打だ。
そんな本塁打を打った選手は誰か?
種田訓久(たねだくにひさ)選手(南海)と宮崎祐樹選手(オリックス)だ。
種田選手は1回表近鉄関根潤三投手(あの殿堂入りした関根潤三さんです)から打った。種田選手はこの年の安打は2本、その内1本がこの本塁打なのだ。
宮崎選手はプロ2年目で種田選手以来60年ぶりのこの記録の本塁打を打ったのだった。
そのときの審判員は審判員データお宝ボックスに名前を納めるに値する
(因みに、一人外人選手でこの記録を達成した選手はいるが、3Aの選手だったので除いた)。
というわけで、今夜もだからどうなの話し。