大久保博元さんがアメリカのサンノゼで野球をしていたころにアメリカの球審のストライク、ボールの判定について語ったエピソードがある。
「ちょっと打つ意思があって『あっ、ボール』と見逃したら球審が『ストライク、バッターアウト』。ちょっとバットが動いただけで全然振っていない『何で?』と聞くと『お前には振る意思があった』と言うんです」。
ハーフスウィングで球審が捕手のアピールで一塁・三塁塁審に振ったか振らなかったかの判定をゆだねる場面をよく見かける。でも、事実でなく意思で判定すればハーフスウィングはすべてストライクになる。
人間がするのだから事実より意思を判定基準にするなんていう判定があってよいのではと思うのはやっぱ暴論かな。