
審判員のポジションローティションは?
左の表を見てください。一塁塁審すると翌日は二塁塁審、翌々日は三塁塁審、次は球審。球審をした翌日は控になる。控はグランドに出場している審判員が体調不良になった場合に交代したりする要員になる。控の翌日は一塁塁審する。4人制の審判員のローティションは左回りになる。審判員は、このようなポジションローティションになっている。
三連戦の第一戦目の審判員のポジションを見れば、2戦目から誰が球審をするかわかる。従って、捕手は球審の癖(例えば外角のストライクゾーンが広いとか)わかっていれば投手と事前に投球の組立をできる。
因みに、審判員の出場回数に控は算入していない。
出場手当は篠宮慎一著『誰も知らないプロ野球「審判」というお仕事』によると、
球審は34,000円、塁審は27,000円、控は7,000円を受給できる。
例えば、3連戦の初戦が2塁塁審なら、3塁塁審、球審になるから出場手当は3連戦で88,000円になる。