審判員は隠し球を成功させる助演者かもしれない

今夜は“隠し球の助演についての”「だからどうなの話し」。

野手が隠し球をする。審判員は隠し球を知っているのか? 

知っているはずだ。

審判員の基本の基本はボールから目を離すな。だから知っているはずだ。

隠し球を成功させるには投手は投手板を踏んではならない。投手はボールを持って投手板に立たねばならないからだ。

ボールを持っていない投手。ボールを持っている野手。その野手がボールを持っているのを知らない走者。この3人の状況を知っていて知らないふりをする審判員。

つまり隠し球は、主演野手、共演投手、助演審判員の3人が共演で成功する。結果、走者とコーチに恥を掻かせる。これが隠し球の本質なのでは。

隠し球が成功する。監督が審判員に抗議する。抗議内容は投手が投手板を踏んでいたのではだ。ところが審判員はきちんと投手が投手板を踏んでいないことを確認している。

審判員は野手がボールを持っている。それを知っているから投手が投手板を踏むか踏まないかを注視している。

審判員は監督の抗議に「恥を掻くのは走者だけでありません。気づかなかった監督、コーチなのですよ」と、笑って対応している。

案外、審判員は隠し球の成功をわくわくして見ているのではないか。これは私の推測ですが……。

というわけで、今夜もだからどうなの話し。