橋本信治審判員初球審の試合内容
橋本信治審判員初球審の試合内容

審判員は投手、打者、走者の動きしか見ていないのだ

今夜は“審判員は試合の記憶がないについての”「だからどうなの話し」。

橋本信治審判員があと3試合で500試合を達成する(5月21日現在)。初出場は西武小関選手のさよなら安打で試合終了。初球審はソフトバンク大場投手が16奪三振。奪三振内容はロッテ選手全員から奪っている。

恐らく橋本審判員はこの2試合の記録の記憶はないだろう。

なぜだろうか?

審判員は一球、一球の判定に集中している。だから初球審のときに「16奪三振ジャッジをしたんですよ」と言っても記憶はないだろう。

私たちは試合を見ている。だから16奪三振はすごいと感心する。その試合を見た、現場にいたことが記憶に残る。

審判員は試合を見ていないから16奪三振の記憶がない。審判員は一つの投球がストライクかボールを見極めている。それが仕事だ。だから一つの投球が試合を決めたボールかなど眼中にない。要は野球の勝負のアヤなど見ていないのだ。

ならば何を見ているのか? 

例えば、一塁に走者がいる。打者が三塁ゴロを打ったとしたらどこが判定するベスト位置か。打者が一二塁間にゴロを打ったとしたらどこが判定するベスト位置か。投手がボークをしないか。右翼ライン際に飛球が行ったら自分が飛球を追い判定する。左翼ライン際に飛球が行ったら本塁の判定に備えなければならない。

判定するための動きの想定をしているのだ。

実は、審判員ガイドブックを作る目的はここにある。審判員は目の前の判定に集中しているから試合内容の記憶が薄い。審判員ガイドブックは審判員が自分のジャッジした試合の記録を確認するためのブックなのだ。

というわけで、今夜もだからどうなの話し。