『野球体育博物館のNewsletter Vol.22/No.4のこんにちは図書室』で作家の久米正雄が総監督の「鎌倉老童軍」が都市対抗野球の東海地区代表として出場したが初戦で敗退したことを書いたコラムが載っていた。一読をお勧めする(野球体育博物館のHPに掲載してある)。

「鎌倉老童軍」は、里見弴、大佛次郎など野球好きな鎌倉文士が選手を集めて作ったチームだ。文士が野球好きだというのは、殿堂入りしている正岡子規を筆頭に、昭和では山口瞳も野球好きで有名である。だが、都市対抗まで出場するチームを率いたのはこの「鎌倉老童軍」しかないのでは……。

野球のことを知りたかったら野球体育博物館。でも、作家と野球の関係まで情報守備範囲が広いのに驚いた。

久米正雄の随筆集『微苦笑随筆』に、野球好きな鎌倉文士について書かれているとのこと。いずれ一読して報告する。

今回のトッピクスは、審判員についてではなく、審判員の情報収集にお世話になっている野球体育博物館のNewsletterについて。