オープン戦は新人や二軍の選手にとって一軍に残れるかのテストの場だ。

テレビで見たヤクルト対阪神戦、ヤクルトの八木投手は初回に5安打、4四球、7点をとられた。次のテスト登板が正念場になるだろう。

テストは選手だけでない。審判員でもそうなのだ。

2月24日、一軍未経験の小林達郎審判員は中日対オリックス、小椋好高審判員はDeNA横浜対ロッテの球審をした。ヤクルト対阪神の球審をした山口義治審判員の一軍出場はまだ12試合。球審出場はない。

さて、この3人は誰が評価するのだろうか。野球なら監督やコーチが評価する。

審判員は恐らく、ヤクルト対阪神戦では、一塁塁審をしていた敷田直人さんが責任審判員だから彼の評価とNPBの審判技術委員が評価するのではないか。

さて、この3人、次のテスト出場ができるか? 明日以降のオープン戦でまたこの3人が出場しているか? それともさよならを宣告されたのか。

それをチェックするのも野球を見る楽しみのひとつなのだ。審判員マニアの独り言である。