なぜ、カウントはボールが先でストライクが後なのか?

平林岳著『パ・リーグ審判、メジャーに挑戦す』に、カウントを「2ボール2ストライク」とボールを先にするようになった経緯を語っている。なるほどと思ったので要約して紹介する。

ベースボールは21点を先取した方が勝ちというルールだった。それが9回終了時に得点が多いチームが勝ちになった。投手は打者が打ちやすいようにボールを下手投げた。打者は打ちやすいコースを指定した。その後、ボールが9球で打者は一塁に行けるようになった。次いで、3ストライクでアウトというルールができた。

その後、投手は上手投げするようになり、9ボールが4ボールになった。

というわけでボールを先にカウントすることになったと解説している。