審判員のファインジャッジをもっと、もっと誉めよう

今夜は“ファインジャッジを誉めようについての”「だからどうなの話し」。

観客が役者、芸人を育てる。審判員だった観客が育てる。そう思いたい。

昔、審判員の賞があった。「ファインジャッジ賞」。今はあるのかな。

神宮球場の試合には「ファインジャッジ賞」がある。審査員は誰か? もちろん私である。

2013年の神宮球場ファインジャッジ賞は3件。

6月25日、対横浜DeNA戦、9回表一死一塁、走者ブランコは逆走で二塁ベースを踏まずに一塁に戻った。村山二塁塁審はアウトを宣告。村山塁審のファインジャッジだった。

次は7月25日対阪神戦、7回裏一死走者一・三塁。打者相川は浅いライトフライ。この飛球を俊介が落球。カバーした大和が二塁に送球。一塁走者森岡は二塁でフォースアウト。

二塁ベースのジャッジをしたのは誰か? 一塁塁審の石山審判員。これが2件目のファインジャッジ賞。

3件目は9月14日、対阪神戦。マートン選手が本塁突入。相川捕手と激突。原球審は両者の暴力行為と両軍の選手が本塁付近に集まった状況を冷静に観察。

その後に責任審判員笠原に確認しマートン選手と相川選手に退場宣告。この冷静沈着な処置にファインジャッジ賞。

以上3件が2013年の私の神宮球場ファインジャッジ賞。神宮軟式球場で自主トレ中の3審判員に「ファインジャッジ」と伝えた。喜んでくれたのでは……。私の自己満足かな?!

観客は審判員の素晴らしいジャッジを誉めるべきだ。それが審判員を育てるのだ。

「今年も、神宮一塁側最上段席で審判員の動きをチェックするぞ」と、審判員の自主トレ見ながら自己確認した。

というわけで、今夜もだからどうなの話し。