NPB審判スクール報告 その1ボーク

今夜は“審判スクールのボークについての”「だからどうなの話し」。

投手がボークしたかを判断するのは素人には難しい。例えば、右投手が一塁に牽制球をする。左肩が動いたかはわからない。

だが、わかることはある。審判員が“That’a Balk”とコールするからボークとわかる。

一塁に走者がいれば“You,second Base”と審判員がコールする。ボークの場合に走者はひとつ次の塁に進むとわかる。

ところが打者がボークのボールを打ってしまった。一塁飛球で打者はアウトになった。こんな場面を想定された。

すると、審判員が“That’a Balk”とコール。一塁走者に“You,second Base”とコール。

打者に対し“Batter Back To The Bag”とコール。

一塁走者は二塁に進み。打者はボークの投球はノーカウントで、打ち直しとわかる。

審判員はボークの告知を選手と観客に知らせる。それが審判員の役割だ。しかも的確に、プレー終了後に一呼吸おいてコールする。

この一連のジェスチャーとコールがスムースに進むと実にかっこ良い。

ボークというルールを適用することで状況がどう変わるかをジェスチャーと声で通知する。これが審判員の役割だ。

それを訓練したのが今回の講習だった。

というわけで、今夜もだからどうなの話し。