プロ野球史上1試合4打席4打数4連続本塁打打者は?
4打数4連続本塁打を放った打者はセ・パリーグで20人いる。
これら多くの打者は1試合、2試合など数試合に渡って記録している。
なかで1試合で4本塁打を放った打者は5人しかいない。
松竹岩本義行、読売王貞治、ヤクルト古田敦也、日本ハムソレイタ、ウィルソン。
この5打者で4打席4打数4連続本塁打は読売王貞治1人だけ。
松竹の岩本義行は5打席5打数4本塁打、1二塁打。ヤクルトの古田敦也は5打席1四球4本塁打、ソレイタは5打席1死球4本塁打、ウィルソンは5打席5打数1安打4本塁打。
読売王貞治の記録をスコアシートから4本塁打を読んでみよう。
1964年5月3日読売対阪神7回戦(後楽園球場)で記録した。
1回阪神太田紘一投手から第1打席、一死走者一塁で3ボール2ストライクに右翼場外本塁打。
4回第2打席先頭打者で同じく太田紘一投手から初球を打って右翼席に120m弾を打ち込んでいる。
6回第3打席先頭打者で若生智男投手から2ボール1ストライク後の4球目を右中間席に100mの本塁打。
4本目は7回第4打席二死走者二塁で本間勝投手から2ボール1ストライク後の4球目を右中間席に110mの本塁打。
16塁打、6打点、4得点が打撃記録。
因みにこの4本の本塁打を判定した右翼審判は川野一夫審判員である。