最初に一言。

原節子さんが亡くなった。私の青春時代、小津監督の『麥秋』を見た。私は小津監督、原節子コンビの作品では『麥秋』が最高傑作だと思う。

特に杉村春子(たみ)が息子の嫁にと突然原節子(紀子)に結婚を申し込むシーン。

紀子「あたしでよかったら」

たみ「ほんと?」

紀子「ええ」

たみ「ほんとよ! ほんとにするわよ!」

紀子「ええ」

このシーンはわすれられない。

杉村春子と原節子のセリフと演技は最高だった。


内野手優勝監督のポジションはどこが多いのか?

今夜は“内野手優勝監督とポジションについて”のだからどうなの話し。

内野手の守備範囲は二種類ある。

三塁手はポジションの右側はファールエリア。同じく一塁手の左側はファールエリア。三塁手と一塁手は自分のポジションの片側だけに注意を払う。

それに対し、二塁手と遊撃手はポジションの両側に目配りしなければならない。二塁手と遊撃手の方が一塁手・三塁手より野球頭脳を使い、戦術に長けているのではないか。だから二塁手や遊撃手の方が監督に向いているのではないか。

優勝監督も二塁手や遊撃手が多いのではと思った。ところが三塁手が一番多い。次に一塁手だ。

三塁手、一塁手の特徴は打撃が優れていることだ。

二塁手・遊撃手は一塁手・三塁手より攻撃力が弱い選手が多い。どちらかというと守り優先の選手が多い

。一塁手・三塁手の監督の優勝回数が多いのは攻撃優先の方が優勝できるという証拠かもしれない。

来年のセ・リーグ、パ・リーグ監督で一塁手・三塁手出身の監督はいない。セ・リーグは捕手監督1人、他は外野手。パ・リーグは捕手2人、投手1人、外野手1人、二塁手1人、遊撃手1人。

ということは来年のペナントレースは出身ポジションから推量すると混戦になるかな。

まあ、いらぬ分析かもしれないが……。

というわけで、今夜もだからどうなの話し。