二度あることは三度あるのだ。北川選手の満塁さよなら

今夜は“満塁さよならについての”「だからどうなの話し」。

野球の監督にはこれから起こることが見える感覚があるのだろうか。

毎日、過去のスポーツ新聞を繰りながらデータを入力しているとそう思うことがある。

2001年9月26日大阪近鉄対オリックス 26回戦(大阪ドーム)。北川選手は史上初のお釣りなし優勝決定代打逆転サヨナラ満塁本塁打を打った。

このさよなら安打は北川選手にとって3度目だった。そのさよならもすべて満塁の場面。

北川選手は5月27日の対オリックス戦の9回裏一死満塁、2対3で負けている場面で代打出場してさよなら安打。このときのオリックスの抑えは大久保投手。

6月9日対日本ハム戦の9回裏無死満塁4対4の同点場面で代打出場してさよなら安打している。

この2試合の先発投手はバーグマン、勝利投手は石毛博史。

9月26日だが、9回裏無死満塁、2対5の3点差で負けている場面で代打出場しさよなら満塁本塁打をするわけだ。打たれたのは5月27日の大久保投手。

恐らく梨田監督の頭には過去2度の満塁でのさよならの場面が記憶として蘇ってきたのではないだろうか。それで北川選手を代打として送りだしたのだろう。

2001年のスポーツ新聞を毎日繰っていてこんな場面に出会うと野球って不思議なスポーツだなと思う。

というわけで、今夜もだからどうなの話し。