今夜は“統一球の基本の基⑥のボールの検査結果について”の「だからどうなの話し」。

これからは各球場から抽出したボールの反発係数の結果を掲載する。まず、東京ドームと福岡ヤフオクドームの反発係数(上記の表)。統一球の“微調整”する以前の2011年・2012年と2013年の結果である。

2011年・2012年の上限値は、0.4374より低い反発係数で上限値以下に収まっていた。

ところが下限値は、0.4134より低い反発係数になった。下限値以下になってしまっていた。

これが飛ばないボールの要因ということだ。これは下の表の福岡ヤフオクドームも同じ結果だった。

それで2013年に、下限値が0.4134以上になるように反発係数を上げた。ただし、上限値は0.4374以下にしてある。つまり下限値を反発係数内に収めたのが2013年の微調整した統一球なのだ(この稿続く)。

というわけで、今夜もだからどうなの話し。