殺される、刺されるから逃れるには……

今夜は“盗塁の定義について”「だからどうなの話し」。

どうしたら殺される、刺されるから逃れられるか? 殺し屋からの盗走秘訣でない。

「殺される」「刺される」から逃れるには「盗む」ことだ。

何のことか? 

おわかりだろう「盗塁」のことだ。

盗塁すれば「殺されない」「刺されない」のだ。

一塁走者が投球と同時に二塁に向かって走る。捕手自身は二塁走者を直接「刺せない」。捕手は殺すための「球」を遊撃手に送球して「殺そう」とする。

遊撃手は捕手の送「球」を捕って、二塁走者を「刺す」のだ。走者はそれで「死ぬ」。

野球記録として捕手は「補殺」、遊撃手は「刺殺」、走者は「盗塁死」が記録される。

殺す道具は「球(たま)」だ。球を走者の触塁前に触れる。そうすれば「刺し殺せる」のだ。

走者は「刺し殺される」を逃れるにはどうするか? 

それは「盗む」ことだ。

じゃあ何を盗むのか? それは「塁」を盗む。

では「塁」とは何か? それは「砦」のことだ。ここにいれば安全な場所。それが「砦」だ。

「盗塁」とは「球」で「刺し殺される」前に「砦」でに着くことなのだ。

以上が「盗塁」の定義。それにしても野球は殺伐な競技だ。

というわけで、今夜もだからどうなの話し。