投手も打者と同じように記録達成の瞬間に称えるイベントをするべきだ

今夜は“投手と打者の記録達成を称えるイベントについての”「だからどうなの話し」。

メモリアル記録を達成した投手がマウンドで記録ボードや花束を掲げた場面を見たことはない。

2013年9月15日、バレンティン選手が日本新記録の56号本塁打を樹立した。快挙を称えられ花束を受け取り、メモリアルボードを掲げた。このように打者は快挙を成し遂げたその瞬間に称えられる。

投手はそうでない。

今でも記憶に残っている。1000奪三振の記録を達成したのに嬉しくない表情していた石川投手を。

2012年8月21日、ヤクルト石川投手が1000奪三振を記録した。花束を贈呈されたのは1000奪三振をしたイニングが終了してベンチに戻るときだった。

1000奪三振を読売の谷選手から奪ったそのイニングは悲惨だった。石川投手は3本塁打され4点を献上している。1000奪三振を記録してもうれしくもないはずだ。贈呈された花束を掲げながら石川投手が苦虫をかみつぶしたような表情を記憶している。

打者と違って投手の場合は、メモリアル記録を達成したその瞬間に称えられない。例えば、奪三振記録を達成した瞬間にマウンドで花束を贈呈され、記録ボードを掲げた場面を見たことはない。投手はそのイニングが終わってから称えられるのだ。だから石川投手のようなことが起こる。

やっぱメモリアル記録は達成した瞬間にしなければ投手は浮かばれない。バレンティン選手の記録達成イベントを見ながらそんなことを思った。

というわけで、今夜もだからどうなの話し。