ヒーローになれない男――畠山選手

今夜は“ヒーローについての”「だからどうなの話し」。

ヒーローになれない男っている。何でなのかな。投手陣がその選手をヒーローにさせたくないのかな。そんなバカなことはないと思うが……。

その選手は畠山和洋。

8月19日ヤクルト対読売14回戦(神宮球場)、7回裏、得点1対3でヤクルトが2点リードされていた。場面は一死走者一・三塁、打者は畠山。

読売久保投手の3球目を右中間席に3ラン本塁打。ヤクルト4対3に逆転する。

このまま試合が終われば畠山選手がヒーローになる。

ところが9回表抑えのバーネット投手が1失点。畠山選手のヒーローは空しく消えた。

8月21日ヤクルト対読売16回戦、6回裏、得点3対4でヤクルトが1点リードされていた。場面は二死走者一塁、打者は畠山。

読売田原投手の2球目を左翼席に2ラン本塁打。ヤクルト5対4に逆転する。

このまま試合が終われば畠山選手がヒーローになる。

ところが8回表中継ぎの秋吉投手が1失点。結局、この日もヒーローになれず。

2試合とも最終的な結果は読売阿部選手と片岡選手の本塁打でヤクルトは敗戦。

同じ本塁打でも勝利に結びつかない本塁打となると価値がなくなる。来年の年俸にも影響する。

畠山和洋選手、付いてない男だな。

というわけで、今夜もだからどうなの話し