9回、1点差リードの

守備隊形は?

外野手は定位置より後ろに守備をする。一塁手、三塁手はライン際に守備する。一二遊間と三遊間は広く空きます。安打ゾーンが広がります。 なぜこのような守備隊形をとるのでしょうか?

1点差ですから、二塁打、三塁打の長打が出たら、同点の可能性が広がる。もし、二塁打になり、バンドで走者が三塁に進めば、内野は前進守備隊形になり、ヒットゾーンが広がる。三塁打なら無死ですから点を取られる確率が高くなる。だから一塁手、三塁手がライン際に守備位置をするのは、ライン際を抜かれて二塁打、三塁打を防ぐためである。外野手も同じで長打を防ぐためである。

 

そこで抑え投手はボールを前に飛ばさせない投手。つまり三振がとれる投手が抑え投手の重要な条件になる。

1点差のときは一塁手、三塁手はライン際を守る。同じく外野手は定位置より後ろに位置する。9回、1点差、2点差、3点差で内野手、外野手がどういう守備隊形するかは球場でしか見られない。

球場で野球を見る楽しみでもある。