①ビデオ判定について一言、二言、三言などなど。

今夜は“ビデオ判定についての”「だからどうなの話し その1」。

実は、私はビデオ判定に賛成なのだ。

球場で野球を見ていて不愉快なことがある。球場にいる観客をバカにしているとしか思えない。

それは何か? 

球場にいる観客は判定のリプレー映像は見られない。それに対しテレビ視聴者は見られる。

球場の観客が優先ではないか。球場でリプレー映像を流さないなら、テレビでもリプレー映像を流すな。

それが球場にいる観客に対する礼儀ではないか。と、私は主張する。

2014年4月22日ヤクルト対広島3回戦(神宮球場)、一死一塁で広島堂林選手の三塁ゴロを川端三塁手が二塁に送球した。二塁塁審の判定はアウト。このとき、広島野村監督セーフだと判定に抗議。

私は球場にいた。一塁側最上段の席から見ていた。タイミングとしてセーフ、アウトは自分の席の遠くからも測れる。

でも、この距離では走者の触塁と二塁手のボール捕球音とのタイミングはわからない。

球場にいた私は、恐らくテレビ中継では何度もこの場面のリプレー映像を流しているだろうと推量した。

球場にいる私は当然リプレー映像を見られない。恐らく、解説者はスローリプレー映像を見ながら、したり顔でセーフだと、アウトだとか解説しているだろう。テレビ視聴者は審判員の判定について誤審だ、否、正確だとか、怒ったり、喜んでいることだろう。

球場の私はそのときなにをしていたか。過去にこのHPに書いたが、野村監督の抗議時間を誰がストップウォッチで計るのか注視していたのだ。5分以上にわたる執拗な抗議をすると試合遅延で退場処分になる。

この5分を誰が計るか。それを注視していたのだ。

球場いる私やファンは判定の内容について蚊帳の外だからこのことに関心をもったのだ。

変だと思う。

球場にいるファンの方がテレビ視聴者より大事だとしたらリプレー映像を球場の観客にまず見せるべきだと私は思う。

それが私はビデオ判定に賛成の理由のひとつなのだ。

というわけで、今夜もだからどうなの話し(この稿続く)。