1試合4本塁打を放った5選手の打席記録は?

1958年(昭和33年)から2015年(平成27年)までの日本野球機構の公式スコアシートを野球殿堂博物館で閲覧できるようになった。

そこで、プロ野球史上たったひとりの「Only One」選手と初記録の「First Play」選手を見つけ、そのプレイの内容をスコアシートで読み解いた報告をする。

 

プロ野球史上1試合で4本塁打を放った選手は5人いる。

1人目は松竹岩本義行が1951年8月1日松竹対阪神9回戦(上田球場)で放った。

その打撃内容は5打席5打数5安打で1、3、4、5打席が本塁打、2打席目が二塁打で合計18塁打。これはプロ野球史上1試合最多塁打である。

2人目は読売王貞治が1964年5月3日読売対阪神7回戦(後楽園球場)で4打席4打数4本塁打のプロ野球史上ただ1人の打席打数連続4本塁打選手を記録した。

3人目は日本ハムソレイタ選手が1980年4月20日日本ハム対南海3回戦(大阪球場)で5打席4打数4本塁打1死球のプロ野球史上第2位の1試合10打点をあげた。

残り2人の4人目は日本ハムウィルソンが1997年6月21日日本ハム対近鉄2回戦(大阪ドーム)で5打席5打数4本塁打1安打のプロ野球史上第2位の1試合17塁打をあげた。

最後の5人目は古田敦也が2003年6月28日広島対ヤクルト14回戦(広島球場)で5打席4打数4本塁打1四球の記録である。