一塁塁審が暇を持て余すということはないと思うけど……

今夜は“一塁手刺殺1のタイ記録についての”「だからどうなの話し」。

一塁塁審の見せ場はどんな場面だろうか? 

打者走者が一塁ベースに走り込む。打者走者の足がベースへ50センチぐらいの距離で一塁手が送球を捕球する。

その瞬間、一塁塁審が「he is out」とジャッジする。右腕が体を巻き込むようにアクションする。実にかっこいい。

ヤクルトの宮本選手も打者走者を一塁ベース寸前で封殺する。野手送球の見せ場だと言っていた。

1990年の審判員データを調べている。

6月5日、日本ハム対近鉄戦(東京ドーム)。日本ハムの藤王一塁手が最少1刺殺をマークした(最少刺殺0があるのか今後調べて報告する)。

これはパ・リーグ5人目のタイ記録だった。

刺殺記録を復習しておこう。ウィキペディアに刺殺とは、例えば「三塁手がゴロを捕って一塁手へ送球し、一塁手が一塁に触球して打者がアウト⇒一塁手に刺殺を記録する」。

ということは、藤王一塁手の1刺殺は、打者走者が一塁ベースに走って来た。その封殺が1回しかなかった。

あるいは一塁飛球を藤王一塁手が捕球したかだ。

一塁塁審はジャッジの機会が多い。だが、ジャッジ機会は意外と少ないのだ。

一塁塁審は誰だったかを調べた。調べたって意味がないが。でも調べちゃった。

斎田忠利審判員だった。

この日はちょっと暇だったかな。そんなことを言うのは名審判員に失礼だな……。

というわけで、今夜もだからどうなの話し。