外野飛球落球併殺打はどんな場面でできるか?

何度も書いたが外野飛球or直飛をわざと落としても故意落球にはならない。

野球公認規則5.09a(12)には「0アウトまたは1アウトで、走者一塁、一・二塁、一・三塁または一・二・三塁のとき、内野手がフェアの飛球またはライナーを故意に落とした場合、ボールデッドとなって、走者の進塁は認められない。」。

2018年に外野飛球(記録は外野ゴロ)併殺が2度あった。

一度は5月29日ヤクルト対ロッテ交流1回戦(神宮球場)、9回裏、一死走者一・二塁で荒木選手が中堅直飛を放つがロッテ荻野選手はショーバン捕球して遊撃から一塁に送球し、中堅ゴロ併殺でゲームセット。

二度目は2018年5月27日阪神対読売14回戦(甲子園球場)読売は一死満塁で長野選手の深い左翼飛球を中谷左翼手が落球し三塁と二塁へ送球し左翼ゴロ併殺でゲームセット。

ともにわざと落球したのではなかった。

一度はわざと落球して外野手ゴロ併殺を見たいが、どんな場面なら可能性があるだろうか? 

無死と一死走者一・二塁と一死走者満塁の左翼飛球の可能性が高いだろう。

遊撃手と左翼手の中間地点に上がった飛球を故意落球する。左翼手は三塁に送球し、三塁手は二塁に送球して左翼ゴロ併殺。

もう一つは恐らく二塁走者はベースにクギツケになっているだろうから左翼手は二塁に送球し、二塁走者は二塁ベースの占有権を失っているからタッグして、それから二塁ベースを踏めば左翼ゴロ併殺が成立する。

誰かやらないかな。