満塁本塁打に立会い、見た球審とその回数

審判員の記録を追いかけていたら野球のある姿が見えてきた。今回は「両チーム満塁本塁打数とその試合に立会い、見た球審とその回数」から野球のある姿を見てみよう。

 

私のデータによると1990年以後2022年5月14日までの27,215試合(リーグ戦、交流戦以外のオールスター、CS、日本シリーズを含む)で「満塁本塁打があった試合」は1,235試合。総満塁本塁打数は1,257本だった。

 

試合数より本塁打数がおおいのは1試合に2,3本の満塁本塁打試合があったからだ(下記満塁本塁打一覧表では2本以上は色分けしてある)。

 

セリーグとパリーグではどちらの満塁本塁打が多いかも調べてみた。

これはリーグ戦のみの満塁本塁打でセリーグは580本、パリーグ562本。意外にセリーグの方が多かった。

 

満塁本塁打に立会い、見た球審の回数も調べた。当然セリーグ審判員(入局)が多かった。ベスト5の4人がセリーグ審判員だった。

これが今回の審判員の記録を追いかけていたらある野球の姿が見えてきただった。

というわけで、その根拠となる「年度別満塁本塁打に立会い、見た球審とその回数」の一覧表と図版を掲載した。

220524 02 ②満塁本塁打.xlsx
Microsoft Excel 83.3 KB