1イニング4奪三振しているのに敗戦投手になるとは……

1958年(昭和33年)から2015年(平成27年)までの日本野球機構の公式スコアシートを野球殿堂博物館で閲覧できるようになった。

そこで、プロ野球史上たったひとりの「Only Play」選手、初めての「First Play」を見つけて、そのプレイの内容をスコアシートで読み解いた報告をする。

 

1イニング4奪三振は1950年の2リーグ制以後24度あるがその内8度で得点をとられている。その内、最高得点は3点で、2試合ある。

1996年8月2日ダイエー対ロッテ17回戦(福岡ドーム)でダイエー工藤公康投手が7回表に1イニング4奪三振したのに3点とられている。

その内容は、ロッテ4番チェンバレンを2b-2sからの5球目空振三振。

5番初芝清は2b-2sからの6球目を空振三振するが捕逸で一塁に出塁。

6番仁村徹は2b-2sからの5球目を見逃三振。ここで2アウト走者一塁。

7番佐藤幸彦は三塁打して、一塁走者初芝清が生還して1得点。

8番大村巌は2点本塁打し合計3得点。

9番田村藤夫を2b-2sからの5球目を空振三振。これで工藤公康投手は1イニング4奪三振でロッテの攻撃を終了させるが3得点を与えてします。

この試合工藤公康投手は11奪三振、一方相手投手の伊良部秀輝投手は6三振。ダイエーは2対4で敗戦している。

1イニング4奪三振して、敗戦投手とは……。