セリーグ、パリーグ所属審判員の

球審ストライクゾーン比較

巷間パリーグ所属の審判員が球審をするとストライクゾーンが狭く、対してセリーグ審判員が球審をするとスットライクゾーンが広いと云われる。

それを示唆するヒントとしてセリーグ所属球審とパリーグ所属球審の1試合あたりの投球数を比較したら結果が出るのではないかと想定した。

私の記録している1989年~2024年までの全投球数を全試合数で割れば1試合あたりの平均投球数を算出できる。この数値を基準にそれより多ければストライクゾーンが狭い、一方、少ないと広いと想定できる。

私のデータ1989年~2024年までの全投球数は8,992,185球÷30,413試合=295.7球が1試合あたりの平均投球となる。

この基準投球数に対しパリーグ所属の審判員球審は1試合あたり297.1球、セリーグ所属の審判員球審は1試合あたり293.8球。

つまり結論はセリーグ293.8<295.7<297.1パリーグとなる。

従って巷間云われているようにパリーグ審判員球審はストライクゾーンが狭く、セリーグ審判員球審はストライクゾーンが広いと云ってもよいのではないかと結論した(2010年以後セリーグ・パリーグ統合後の審判員球審の投球数記録は除く)。